玄箱 Twonky + DLNA Bravia [A&V]
少し前にテレビを DLNA 対応の機種 (Bravia J シリーズ) に買い替え、DLNA サーバソフト TwonkyMedia on 玄箱 Vine Linux との接続を試していたが、うまく行かない点がいくつかある。最も大きな問題は、動画ファイルの再生が出来ないこと。フォルダ構造は見えるのだが、肝心のコンテンツファイルがリストアップされないのだ。静止画や音楽ファイルではこのようなことは無く、ファイルのブラウズ及び再生が問題無く可能。
そんな中ふと開発元の TwonkyVision のサイトを見てみると、新バージョン 4.4 がリリースされていた。"PS3 support" が追加とのことなので期待しつつ早速入れ替えてみる。
(既存バージョンの停止と環境のバックアップ) # service twonkymedia stop Stopping twonkymedia: [ OK ] # cp -a /usr/local/TwonkyVision /usr/local/TwonkyVision4.3 (新バージョンをダウンロードし旧バージョンを上書き) # curl -OR http://www.twonkyvision.com/Download/4.4/twonkymedia-powerpc-glibc-2.2.5.zip # unzip twonkymedia-powerpc-glibc-2.2.5.zip -d /usr/local/TwonkyVision (サービスの再開) # service twonkymedia start Starting twonkymedia: [ OK ]
バージョンアップの結果、Bravia でも動画のコンテンツファイルが表示されるようになり、メディアの再生が可能になった。
Bravia J の XMB に表示される TwonkyMedia のアイコン
動画の再生中。3段速の早送り/巻き戻しが出来る。(モザイク処理は撮影後に加えた物)
引き続き残る問題点としては、気づいただけでも
・公開フォルダは TwonkyMedia 側で音楽専用,静止画専用,動画専用と設定しているが Bravia でこれは考慮されず、例えばXMBの静止画メニューでは全ての公開フォルダがリストアップされる。
・音楽ファイルのタグがうまく処理されないようで、曲の再生中に表示されるアーチスト名が unknown となる。
・画面表示で出るタイムバー中のトータル時間がおかしい。例えば、上の2番目の写真では5分7秒となっているが実際は25分であり、XMBのタイトルリストでも25分と表示される。(23:24追記)
等々があり、DLNA認定同士とは言えまだまだ接続性の完成度は高くないようだ。
SONY BRAVIA 40V型地上・BS・110度デジタルハイビジョン液晶テレビ KDL-40J5000
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: エレクトロニクス
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