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玄箱で DLNA サーバー (2) [Linux]

TwonkyMedia で日本語表示がうまく行かない場合(=文字化け)がある件だが、ドキュメントを良く読むと文字コードが UTF-8 になっていれば問題無い事が判明。

例えば Mac/Win の iTunes から Windows 共有(smb)でコピーした音楽ファイルの場合:
・ ID3タグ(曲名,アルバム名等)によるブラウス → 日本語表示OK (iTunes の ID3 タグは UTF-8)
・フォルダ/ファイル名によるブラウズ → 日本語表示NG (玄箱上では EUC)
となり、同じものを rsync でコピーすると
・フォルダ/ファイル名によるブラウズ → 日本語表示OK (玄箱上でも UTF-8)
となる。

これは玄箱の samba の設定でローカル側の文字コードを EUC にしている為で、設定を UTF-8 に変更すれば良い。ところが我が家の玄箱で動いている samba は UTF-8 未対応の 2.x系列 (2.0.10)な為、これを 3.0系列にアップグレードする必要がある。だが相当 legacy な Vine Linux 2.6 用の samba 3.0 パッケージなど見当たらず、先日の openssh 同様、またもやソースからビルドすることに。

結構な作業を経て何とか samba 3.0.10 へのアップグレードが完了し、 smb 共有で玄箱にコピーした日本語フォルダ/ファイル名のコンテンツも無事 DLNA クライアント(DiXiM や VGF-WA1)で日本語表示可能となった。ただしコピー後に Mac/Win から日本語フォルダ名を変更すると TwonkyMedia に認識されなくなるようで、まだもう少し調べてみる必要がありそう。

また、VGF-WA1 から TwonkyMedia を使う上で嬉しい事がもう一点。VGF-WA1 のインターネットラジオ再生機能は live365.com という有料サービスに固定されており、月額US$5.95〜年額US$47.40を払わないと10局程度の無料局しか聴けないというお粗末な仕様になっている。だが TwonkyMedia には無料のインターネットラジオ局の放送を通常の音楽ファイルに見せかけて送出する機能があり、これを使えば shoutcast.com にある数千局のラジオ局を VGF-WA1 で聴くことが可能になる。


VGF-WA1 で TwonkyMedia Server のインターネットラジオに接続

Roku SoundBridge や PC でインターネットラジオを聴く時の様にオンエア中の曲名やアーチスト名が出ないのはちょっと残念だが、live365.com にいつまでもお金を払い続けるよりは US$39.95 で TwonkyMedia のライセンスを購入した方がよっぽど良い...かもしれない。

SONY Wi-Fi オーディオ ホワイト VGF-WA1/W

SONY Wi-Fi オーディオ ホワイト VGF-WA1/W

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • 発売日: 2007/02/18
  • メディア: エレクトロニクス


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